MSGについて書きます。賛否両論になるブログを書きますね笑。私はできるだけMSG (Monosodium Glutamate)(グルタミン酸ナトリウム)を取らない生活をしているのですがこれには個人的な理由があって、これが入っている食事をとると体に大きな赤い斑点ができ、次の日には目ヤニが出ます。(排気ガスの影響もある)あと、普段ニンニクやタマネギを食べないものだから、舌がすごく敏感でMSGが入ってると舌がしびれて味の感覚が麻痺して美味しくない。だから食べない。ポテトチップスが好きな私は日本では1つの種類しか食べない。あとはジャガイモを揚げてポテトチップスを自分でつくる笑。こんな感じで生活をしているのですが、ここホーチミンではこのMSGと向き合うことを毎日しなくてはいけない。なぜなら味の素がみんな大好きだから。味の素や、うまみ調味料(化学調味料=調味料<アミノ酸>と表記されていますね)の主成分はグルタミン酸ナトリウムで、1日の許容量は6グラムと言われていますが、1食2gを越えるとなんらかの症状が現れてると言われています。ある研究から引用しますと、ラット実験でこうやってネズミ君達は人間の研究材料になって召されていくわけですけれど、グルタミン酸ナトリウムを過剰摂取させたラットのガラス体と網膜神経節細胞に、グリア線維性酸性タンパク質の発現増加と網膜ニューロン層の厚さは著しく薄くなっているというデータ結果があって、これは欧米に比べて広くアジア特に中華料理に使用されているこのグルタミン酸ナトリウムを摂取するアジア人の緑内障率が高いのはこれが原因だとも言われています。
私たちのカラダは60%=水・20%=アミノ酸(要するにアミノ酸が結合してタンパク質ができる)からできています。グルタミン酸ナトリウム(アミノ酸)天然の食材(お肉やお魚、お野菜など)にも含まれていて普通に食事をしていればこれらを摂取できるわけです。人によっていろんな考えがあるからあれですけど、しっかり食事が取れないからってサプリメントのようにこのMSGを摂取したら体に良いのでは・・とか色々考え出す方がみえるかもしれませんが、これらの化学調味料の表示基準は調味料(アミノ酸等)と一括表示が日本では許されているので、どれだけ1つの食品に入ってるか全くわからない訳です。だから塩分控え目な生活をしていても、これらを知らずに食べているとさらに大量の塩分を摂取している事にもつながるのです(グルタミン酸ナトリウム3g=食塩1gだから)。あとは私でいうと、「ヨギーなんだからそれも超越する体を作ればいい」とかいろいろ出ると思うのですが、私はこのイージープロセスグローバリズムにのっかりたくない。
ベトナムに話を戻すとベジタリアンのお店もたくさんこのMSGを使っていまして、私の体はケミカルによってリアクションを繰り返すわけであって心が何度か折れそうになっていましたが、これがフード旅でもあり、世界の仲間達と情報を生でシェアして一緒に成長していくことにつながるため努力しております。ベトナム語も話せなく、ベトナムのほとんどの方は英語を話さないから本当に時間がかかる。でもそれは乗り越えているとして、人々の認識の方が大変なわけです。
この写真のお料理、美味しそうでしょ!?美味しいの。ここはベジタリアン料理専門店。お料理をつくる際に抜いてほしいリストをベトナム語で伝えます。そして筆記したものも見せて理解を100%にします。その後、働いている女の子とお話しているうちに、「うちは味の素は使っていない」という言葉がありまして、んーーー?そうかー他の会社の調味料を作っているのです。だから一概にMSGという言葉を伝えてもみんな解釈が違うわけなのですね。ただケミカルリアクションはなかったから(慣れただけかも笑)そんなにたくさん使用してないとは思うんだけれども、キッチンに行って調べるわけにもいかないからね笑 だから話すしかない。彼女は、「でも入っててもちょっとです」と言う。私は、「そのちょっとが毎日何品かずつ摂取していればたくさんになるじゃない?」と言うと彼女は笑って理解します。他のお店でもそう。他のお店では、「あなたはハノイに行かない方がいいよー大量にいれてるから。ホーチミンは少しだよ。」とか。だからお話をして何百とあるホーチミンのベジタリアンのお店の中でも信用を勝ち取った数件しか行きません。さらには・・要するに、自炊が一番なわけなんです。
次のテーマは野菜ですが、ベトナム人の友達や外人に聞けば『スーパでしか買っちゃダメ』と言うことでして、外で売ってるところは高濃度の農薬を使っている可能性があって、これらスーパーで売っているものは農薬検査をしっかりしているらしい。野菜は理解できる。 でも果物はどうかな、この輝かしい色は。。
だから果物に関しては、スーパーの外でも、色や農薬の形跡、あとは感覚を信じて買ってみて食べてオッケイであればそこで買う。こうやって生きています。そして味。いろんな国々でいい果物を食べて来ている私の舌を信じて生活しています。このように頑張って良い食材とケミカルフリーなものを売っているお店もたくさんある。
重宝する私のクッキングアイテムたち。
今日も子供達のボランティのセンターの先生たちとお話してて、話題に上がるのはベトナムの障害児の多さ。統計的に減っていないと言っていた。
現在のベトナムは、ベトナム戦争の枯葉剤の影響から農薬基準値の問題へ、現在の日本は、終戦時の原爆の問題から福島の原発の問題。
非常に何かが似ているような気がしますよ。
このカラクリから抜け出すのは私たちひとりひとりの気持ちの持ちようっていうことですね。
深い愛をベトナムから。
Nanakha Olatunji
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